ブログって、今まで放置しがちでしたもので・・・
だから楽しみを付け加えればきっと続けられるなって(笑)
種類別に分別してあるので、自分でも楽しんで書いていこうと思います!
17歳高校2年生の私は、まだほとんど英語を話せないまま初めての海外、オーストラリアへ向った。
当時の写真を見ると、なぜこの服を着て、この髪型をしていたのだ・・・と笑える年代だ。
迎えに来てくれた、ホストファミリーであるDavis Family!
そして、一緒に来てくれたのは、お向かいのロックランのfamily!
家は牧場だと聞いていたので、そこへ向かっていた。
オンボロのMITSUBISHIのシルバーの車の左後部座席に乗ったはいいが、全く英語が出てこない・・。
何か聞かれてる。ええと・・なにを話したらいいのだろう・・。
えっと、アイ・・・アム・・・いや、ええと。
そんなとき、車内からこの曲が流れてきた。
それが、Alan Jacksonというカントリーシンガーの「Little Bitty」だった。
「I like this !」 と叫んだ私は、その瞬間から片言でホストファミリーと会話をはじめた。
私がはじめて覚えた英語の曲だった。
お別れの日、ホストファミリー同様仲良くしてくれたロックランのママが、あれ、名前なんておっしゃったかなぁ、忘れるもんですね、人間て・・・なんだかなぁ。
そう、そのママが、手書きで「Little Bitty」の歌詞を私に渡してくれた。
さよならを終え、バスに乗り手を振る私たちと出発しかけたバスを、ホストママは「ちょっと待った!」といわんばかりに止め、突然バスに乗り込んできた!
「チアキ、ありがとう。あなたは私の娘よ!また会おうね!」
さっき言った同じ言葉を、もう一度バスに乗り込んできて、私を抱きしめてくれて言ってくれた。
その日までちんぷんかんぷんだった英語も、その時だけ、鮮明に理解できた。
「ああ、あの時、ビックリしただけで、何もお礼が言えなかったなぁ・・」
7年後、23才になった私は、またご縁があってオーストラリアで暮らしていた。
当時とは遠く離れた場所でだったのだが、ある日思いつきで車で恩返しの旅に出かけることにした。
車内で寝て、起きて、その土地の美味しいものを食べ、また運転する。最高じゃないか!
そういえば、あれから半年手紙が続いたものの、6年半全く連絡をとっていない。
同じ場所に住んでいるだろうか・・・?というか、ちゃんといらっしゃるだろうか・・・?
あえて、連絡をせず向かった。
便利になった世の中、その場所に近づいたその日、インターネットでホストファミリーの名前を検索したら出てきた電話番号。
電話をする。
「こんにちは・・・7年前にお会いしたものなのですが、チアキというものですが・・・会いにいこうと思っているのですが・・」
「あー・・・おー・・・あっ、チアキー!?」
思い出してくれたようだ。
すぐそばまで来ているとは伝えず、その電話の2時間後記憶をたどって、同じ道を行ったり来たりした後、たどり着いた。
パパが牧場をお掃除している。
「ハローピーター!」
「ワオ!アハハハハハハ、チーアーキー!今ちょうどChiakiの世話をしていたところだよー!」
「?!?!????」
そこには、「Chiaki」という私が去った後に入ってきたNewメンバーの牛ちゃんがいた。
「あなたを忘れないように、名づけたんだよ。一番デカくて、言うことを聞かないんだ」
「嬉しい!言うことを聞かないのは一緒です!」
ハグをして、笑い合った。
「Little Bitty」を教えてくれたロックランfamilyがどうしているかが気になっていたが、会話には特に登場しない。
おそるおそる聞いてみると、もう何年も前に引越しをしたみたいだ。その後は不明とのこと。
「そっかあ・・」そうひと言伝え、また会話を戻し、Davis Familyと楽しいディナーを食べる。
7年前の写真を広げ、笑い合い、7年前弾いた曲をピアノでまた披露する。
「またいつかね!」
サヨナラをし、次の場所へと向かう。
車内で、ロックランからの手紙を広げる。
「I will miss you」
そう書かれた当時5才のロックランの文字を眺め、ロックランのママの顔を思い出す。
「Little Bitty」を聞きながら、私は次の場所メルボルンへと向かった。
今の私の部屋のDVDコーナーに、今日気付いたらAlan Jacksonがあった!?
いつ買ったのか思い出せない。たぶん2-3年前かなあ?
きっと、その時も思い出して、買ったんだろう。
私の6.7畳の部屋には大きすぎるTVでDVDを見る、2013.5.9
Alan Jackson, かっこいいなー!
2009.April at Wangaratta Davis Family House
今日の1曲♪君に会いにゆこう
0 件のコメント:
コメントを投稿