2013年10月10日木曜日

私の文字は仏様

ひとりスタバでこの1年をノートに書いて振り返る。

昔は殴り書きさえもできないほど字には几帳面で、何度も消しゴムで消してはキレイな字のページを作りたかった。きちんと蛍光ペンと鉛筆を使い分け、下線は定規でまっすぐに引かないと嫌だった。2Bでは濃すぎるので、HBの細いシャーペンにこだわっていた。よりキレイに書けるから。それでも力が入りすぎるので、筆圧が濃すぎて下敷きも役目を果たさなかった。
ふと思い返すと、右中指のペンだこが凄かったんだった。と思って眺めると、まだその面影が残ってる。でも確実に小さくなっている。気にならないほどに。

よく人には自由な人だとよく言われることがあるが、根はこだわりがかなり強く、完璧主義だった。だから、ひとつひとつの行動に力を抜くことが出来なかった。

今書き終えたページを眺めると、私の文字はかなり丸みを帯びて、ほとんど殴り書きで書いているのに、心がNO!と言わなくなった。
しかしやっぱり、昔の名残りが残っていて、文字がかなり上手い。自分で言うのもなんだけどさ!(笑)上手だよ。

努力してきたものはそのまま実となり、形を変えながらも良さを残していくってことかしら。
その中で変わったものは何なのか。

今まで、自分の書く文字を見て想いにふけることなどなかった。

文字が生きているなどとは思わない。
から、貴方の気持ちなんて考えたことがない。

けれど私の文字さんは何も言わず私を27年間支えてくれていた。
いつか気づいてくれると信じて、私をずっと待っていた。

私の文字の中に、仏様が住んでいるのかもしれないと思った。

文字さんは、私の人生のキーポイントを教えてくれる仏様です!

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